成功のためにはドトールに行け!~上野皮膚科/ゆうスキンクリニック秘密コラム

「人生で成功したい! どうすれば?」
「生活がうまく行かず悩んでる…! どうしたらいいでしょうか?」

診察をしていると、そういう悩みを抱く方は非常に多いです。

そのためここでは、自分なりの「成功の秘訣」を教えます。

◆ 成功のためにはドトールに行け!?

ズバリ言いましょう。

成功のために重要なのは、たとえばドトールに行こうとして10歩進んだところで「やっぱりスタバにしようか」と思っても、「一度ドトールに行こうとしたんだから、とりあえずドトールまで行こう」と思うことです。

分かりやすく言い換えるなら、こういうことです。
たとえば
「マンガ家になろう」
と思う人は、世の中にたくさんいます。
しかしたいていの人が、一本のマンガすら書き上げることもなく、
「でもマンガを書くのって面倒くさいな…。やっぱり小説家かな…。いやでも、普通にサラリーマンになった方が…」
なんてグダグダ考えて、結局ムダに時間ばかり過ぎていきます。

まさに「ドトールに行こうとしたのに『やっぱりスタバの方が良かったかな?』なんて迷う」のとまったく変わりありません。

こういう人は、今度はスタバに向かう途中で「あぁでもタリーズの方が…。いやエクセルシオールが…」なんてさらに迷い始めます。

でも実際「大差ない」のです。
どれも似たようなものです。

自分はそれぞれのコーヒーをまったく同じカップに入れて出されても、一切、区別がつかない自信があります。

値段に差はありますが雰囲気代です。スタバはオシャレさが売りですが、コーヒーはドトールと大差ありません。

一度、カラになったスタバのカップに、ドトールのコーヒーを入れて同僚の人に飲ませてみたことがあるのですが「やっぱりスタバはおいしい」と絶賛してましたので人間の味覚ってこんなものだと思います。

………いや、ものすごく話がズレました。本題はここではなくて。

とにかく「どのコーヒーショップであろうが、一度どこかに行くと決めたのなら、まずはその店につくまでは突き進んでみろ」という話です。
コーヒーショップの味は大差ないのですが、それでも一つの店にまず「行きたい」と思ったのなら、その店には、あなたを引きつける何かがあるのだと思います。
これは本当に重要です。

であれば、まずはそこまでたどりつくこと。
そしてそこで一杯コーヒーを飲んで「あぁ、思った店に来て、ちゃんと飲めた」という感想と達成感を得ることです。

その上で「やっぱりスタバが好き」と思えば、今度はスタバに行けばいいだけのことです。
「行く途中で迷って、最初にドトールと思ったのにドトールを想像だけで終わらせて別の道に行こうとしてダラダラ時間を過ごすな」
という話です。

マンガ家になりたいと思うのなら、とりあえずマンガを一本描いてみてください。
それを発表したり、持ち込んでみましょう。
一本描くのが大変、という人は、4ページマンガでも、1ページマンガでも構いません。
それこそ4コママンガ一つでもOKです。

とにかくどんな形でもいいのです。
今ならTwitter発の短いマンガが話題になってデビューという方も多いですから、小さくても完成させることで、素晴らしい成功が広がっていく可能性もあります。

そしてもしかして「あぁ、うまく行かなかった」と思ったとしても、そのときは「じゃあ次は○○をしてみよう」と動けばいいのです。

そうすれば、「とりあえず一つはやり遂げた、完成させた」という達成感から、新たな道も自信満々進むことができます。

または多少は得られたスキルから、新しい職場でも、何かトクをすることがあるはずです。
たとえば「イラストを描けるサラリーマン」ということで、副業をしたり、または職場で重宝されることもあるかもしれません。

何にせよ「とりあえず思った道があるなら、まずはそのいったんのゴールまで進んでみる」ことこそが、成功のために何より重要、と覚えておいてください。

とにかく何でもいいから、店まではたどりつき、一杯を飲むのです。

◆ 今回のまとめ

ドトールに行くと決めたのなら、途中で「やっぱりスタバに行きたい」と思っても、とりあえずドトールまで行ってみろ

この言葉は決して忘れないようにしてください。
もちろんあなたにとってのベストの店で言い換えてもいいでしょう。

・ルノアールに行くと決めたのなら、途中で「やっぱりコメダ珈琲に行きたい」と思っても
・マクドナルドに行くと決めたのなら、途中で「やっぱりスガキヤに行きたい」と思っても
・ディズニーランドに行くと決めたのなら、途中で「やっぱり名古屋城に行きたい」と思っても

いや名古屋、好きすぎだろと。
もうそれ病気だろと。

とにかく内容は何でもいいので、あなたの好きな言葉に置き換えていただければ幸いです。

◆ さいごに

かの山月記で有名な作家、中島敦は、こんな言葉を残しています。

「人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、何事かをなすにはあまりにも短い。」

小さなことでもいいので、何かを達成してみてください。
そうすれば、後悔しない人生を送れるはずですよ。

(完)

監修・制作

このページは、ゆうメンタルクリニックの医師・スタッフが監修・制作しております。

特別監修・ゆうきゆう
精神科医、心理学者。
東京大学医学部医学科を卒業後、うつ病・統合失調症・てんかん・パニック障害・社交不安障害・不眠症など多くの疾患の治療を行い、2008年よりゆうメンタルクリニックを開院。
『マンガで分かる心療内科』の他、100冊以上の著作があります。

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