いぼ=尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)とは?~上野新宿池袋皮膚科コラム

尋常性疣贅って何?

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)
…と文字を見ると、なんだか難しい名前ですね。
この名前には、次のような意味があります。

尋常性=広く、一般的な。
疣贅=皮膚の表面にできる角質の突起物。

つまり、主に足裏や手指によくみられるイボのことです。

イボの特徴は、以下の通りです。

・数ミリ〜1センチ程度のかたまり。
・ざらざらとして厚みがある。
・皮下に黒い点々が見られる。

出来たばかりの小さいうちは、魚の目(うおのめ)と間違われることもあります。

でも、魚の目(うおのめ)は繰り返し圧迫や摩擦が加わることによってできます。
一方で、イボの主な原因はHPV(ヒトパピローマウイルス)です。

このウイルスが、皮膚に出来た小さな傷から入り込んで感染することによってできます。
よって、傷ができやすい指先や足裏、アトピーの方は引っ掻き傷のできやすい肘や膝に多発することもあります。

皮膚科で何も説明なく「イボ」と呼ぶ場合は、だいたいこの尋常性疣贅のことを指します。
子供に多くみられる疾患ですが、大人がかかることもあります。

イボの治療方法は?

治療法は、様々あります。
具体的言いますと、以下のようなものが挙げられます。

・液体窒素での凍結療法
・炭酸ガスレーザー
・飲み薬(ヨクイニンなど)
・塗り薬

人によって治りやすさも違うので、治療法を適宜切り替えたり、併用していくこともあります。

中でも一番多く用いられるのが、最初に挙げた、液体窒素での『凍結療法』です。

液体窒素というのは、ドライアイスのような液体です。
-196℃で沸騰するくらい冷たく、この窒素の中に物を入れるとあっという間に凍ってしまいます。
それでは、凍結療法の流れを見てみましょう。

【治療の手順】
液体窒素をカップに入れて、大きめの綿棒をつけ、冷えた綿棒をイボに数秒間、押しあてる。
(ウイルスがいる表皮の奥に到達するように、ゆっくり押し当てます。)

これを数回、繰り返します。

この治療は、皮膚に凍傷を起こさせるので、痛みを伴います。
また、治療後もしばらく痛みが続きます。

治療をして数日後には、赤くなったり水ぶくれになることがあります。
その後、かさぶたになってポロっと剥がれます。

また、一度の治療では取りきれないため、2週間に一回程度、治療を繰り返す必要があります。

ちなみにイボができたとき、治療中のときについてですが

原因はウイルスなので、うつるリスクは0ではありませんが、基本的に健康な皮膚にはうつりません。
通常通りの日常生活を送っていただいて大丈夫です。

ただ、免疫力が低下していたり、傷口がある皮膚にはうつる可能性があります。
自分や周りの人の体調を見て、注意しましょう。

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