じんましん
じんましんとは?
皮膚の一部に突然、数mm~数cmくらいの、虫に刺されのように盛り上がった皮疹ができます。赤みと強い痒みをともないます。
個々の皮疹は、多くの場合、数時間から24時間程度で消失しますが、数日持続するケースもあります。
また、1日のうちに皮疹の出没を何度も繰り返すケース、数ヶ月間皮疹が現れないケースなど、様々です。
発症して6週間以内の蕁麻疹を急性蕁麻疹、それ以上症状が継続しているものを慢性じんましんと呼びます。
じんましんの原因
原因は様々で、食物や薬剤、寒冷など温度や刺激によって生じるもの、風邪などの感染症、ストレスを感じた時に生じる時もありますが、多くの場合は特定まで至りません。
じんましんの治療
じんましんは真皮の肥満細胞から放出されるヒスタミンなどの物質によって引き起こされるので、治療は抗ヒスタミン薬の服用が中心になります。
保冷剤などで患部を冷やすことも痒みを抑えるのに有効です。
皮疹が一旦消えると、自然に治ったと思って皮膚科を受診をされない方もいますが、症状を繰り返して徐々に重くなってしまう場合もありますので、皮膚科受診をおすすめします。